【交通違反？】千葉県松戸市における不明女児捜索に参加の機動隊車両が歩行者妨害？をして物議

歩行者が脇に立つ横断歩道をほとんど徐行する様子が見られないまま、通過していく警察の機動隊車両。千葉県松戸市で小学1年生の女児が行方不明になった事件に関して、捜索に参加した警察車両の残念な振る舞いがTwitterに投稿され、物議を醸している。

動画上からはサイレン吹鳴は確認できないため、赤色灯のみを点灯させる、いわゆる『警戒走行』で帰隊する途中と見られている。撮影された場所は女児の捜索が行われている江戸川近辺のようだ。

https://twitter.com/ShimipeVab/status/1577968056865026048

この動画はドラレコで撮影されたものと見られるが、歩行者が横断できるように撮影者の車両側は横断歩道前の一時停止でしっかりと停止しているにもかかわらず、対向を走ってきた警察車両複数台の車列は何ら徐行や停車のそぶりを見せず、通過してしまった。

警察庁によれば、横断歩道は歩行者が優先としており、以下のように解説している。

横断歩道は、歩行者優先であり、運転者には横断歩道手前での減速義務や停止義務があります。
また、横断歩道以外の場所を横断している歩行者や、斜め横断、走行する自動車等の直前直後の横断など法令に違反する歩行者が犠牲になる事故も多く発生しています。
交通安全のため、運転者も歩行者も交通ルールをしっかりと守りましょう。

出典　警察庁公式サイト　https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/oudanhodou/info.html

今回の機動隊車両が、いずれの警察本部の車両か不明だが、警視庁の場合、歩行者妨害に関しては『歩行者が車両に先へ行くよう譲った場合は成立しないので摘発しない』としている。