私たち下級国民が興味本位で絶対に訪れてはいけない上級国民限定の場所が日本には多々あるが、中でも総理官邸の前はタブーの最たるものだ。警視庁総理大臣官邸警備隊によって厳重な警戒が敷かれているからだ。
総理大臣官邸警備隊は好奇心旺盛な生主、好きなことで生きてゆく人やドローンから総理官邸を30連発のMP5F機関けん銃で守るのだ。
総理官邸を護る要人警護の裏方、警備部警護課直轄部隊「総理大臣官邸警備隊」とは
総理大臣官邸の敷地内と外周は警視庁が特別に編成している「総理大臣官邸警備隊」の隊員らによって警備が行われ、官邸の内外で隊員が機動隊員とともに警杖(警棒よりも長い打撃系の最終武器)と呼ばれる長い杖のようなものを片手に、好奇心旺盛な生主、好きなことで生きてゆくユーチューバーや観光客、それに革命家などに目を光らせている。
また、官邸正門前には可動式の鉄柱、移動式の金属製バリケードも設置されており、許可のない車両も近寄らせない。
そして警備の要となるのが、総理大臣官邸を警護するために編成された警視庁警備部警護課の特別なエリート部隊「総理大臣官邸警備隊」である。その名のとおり、日本国の主の城を守るエリート隊員たちで、その数は総勢100名。SPとともに要人警護に就く注目の部隊なのだ。また、彼らをバックアップする警視庁機動隊の第一機動隊と銃器対策部隊も忘れてはならない。
ただ、この「総理大臣官邸警備隊」はセキュリティポリス(SP)と同じ警備部警護課の直轄部隊だが、その任務はあくまで官邸という施設の『周辺警備』であり、総理大臣の『身辺警護』はSP(セキュリティ・ポリス)が行っていることに留意したい。
装備においてはけん銃のほか、都道府県警察SATや自衛隊特殊部隊も配備しているドイツ製の特殊銃を近くに止めた機動隊車両内に国民の目に触れないように秘匿して配備する。
機動隊の特殊車両は装甲車だけじゃないぞっ!武骨なフォルムの特型警備車だけじゃなく、レスキュー車や資材搬送車、トイレカーにも萌えろ!
ただし、レーダーやそれに連動した対空機関砲は装備してはおらず、遠隔操縦のドローンを使ったテロなどには対応できない。MP5で撃つのだろうか。
※追記 警視庁は対ドローン装備として妨害電波を発射してドローンを操縦不能にさせる外国製の電波発射装置を導入している。
なお、官邸敷地内の玄関前では警察官とともに内閣府職員の「官邸警務官」というミミズクの紋章を付けた制服を着た屈強な職員たちが、警戒をしている。