街頭犯罪対策としてパトカーの赤色灯上部に360度記録撮影できる『全方位カメラ』が搭載開始

近年、街頭犯罪対策として、パトカーの赤色灯上部に360度を記録撮影できるカメラの搭載が進んでいる。

この全方位カメラは300万画素のカラーCMOSセンサーを搭載し、GPS情報とともに映像が記録される特別なカメラ・システムだ。

警察本部通信指令センターからの遠隔操作により、レンズの向きを自在に操作できるほか、中継も可能。

警察以外でも、消防車、市町村のパトロールカー、警備会社の現金輸送車両でも普及が進み、ドライブレコーダーよりも一歩進んだシステムと言えそうだ。

従来のドライブレコーダーでは撮影できる画角が前方のみで、遠隔操作や即時配信もできなかったが、新たに配備された全方位カメラではカメラを通して撮影されたひったくり犯の顔貌データなどを即座に通信指令本部へ送信できるのが特徴だ。

この特別仕様カメラ・デバイスは治安維持活動を担うパトカーにとっては画期的な次世代装備と言えそうだ。

警察のパトカー専用ドライブレコーダーとは?