お伝えしているとおり、現在ではすべての警察本部で配備されているPSDシステムとPSD形データ端末。つまり、警察官向けにリファインされた公用携帯電話だ。その効果的な運用方法は以下の記事で解説している。 地域警察官向けの『地…
警察の装備品各種
警察官のブルゾン型『活動服』とスーツ型『制服』は別扱い?
警察官に貸与される被服にはスーツ型の冬制服、合制服のほか、丈の短いブルゾン型になった活動服と呼ばれる被服もある。現在、街中で見かける地域警察官のほとんどがこの活動服スタイルだ。 警察官の制服、旧制服と現行制服は何が違う?…
警察官の特殊警棒に備わった『ガラスクラッシャー機能』とは?
警察官の持つ特殊警棒(特殊警戒用具)は被疑者の制圧や人命救助のために車のサイドウインドウを割るなど、さまざまな場面で多用されている。 特殊警棒の解説はこちら。 警察官の特殊警棒が2倍も太くなった理由とは? フジテレビで以…
覆面パトカーが着脱式赤色灯を『二個載せ』する理由は?
覆面パトカーの着脱式赤色灯と一言で言っても、その載せ方には1灯載せと2灯載せのスタイルがあるようです。 2020年9月、広島RCCテレビによる広島県警機動捜査隊への取材で同機動捜査隊のマークXの機動捜査用車(覆面パトカー…
パトカーの『カーロケナビ』の仕組みと機能の解説
現在配備される警察車両のうち、本部系の自動車警ら隊、機動捜査隊、交通機動隊などの第一線車両では『カーロケナビ』の搭載が主流だ。カーロケナビの驚くべき機能とは何かを見ていこう。 車内センターコンソール中央、または助手席に取…
機動捜査隊が使用する捜査専務系無線とは?
さて、昨今のテレビドラマで描かれる機動捜査隊では、機動捜査用車(覆面パトカー、捜査カーとも)に搭載された警察無線機による車載通信系無線のみを頼りに、他の車両や母屋、本隊との連携が描かれる。 機動捜査隊に配備される機動捜査…
警察無線の記事でラジオライフ編集部が激怒した理由とは
『ラジオライフ』はかつてのグリコ森永事件の報道合戦のさなか、一部マスコミにより”無線機を改造して警察無線を妨害する方法を指南している雑誌”と書き立てられ、それについて「事実と異なる」として激怒、反論したという事実経緯をま…
北海道警察SITなどが配備しているPepperball VKSとは?
2020年7月1日、北海道札幌市で立て篭もり事件が発生した。出動した道警刑事部捜査1課特殊捜査班SITの突入により犯人の身柄は確保され、事件は解決したが、SITの一人が携行していた装備品には見慣れないM4に似た̶…
高級車のパトカーはほぼ民間からの寄贈車両
前回、パトカーには大きく分けて国費と県費による配備の二つがあると解説したが、実はそれ以外の方法で配備される警察車両も存在する。 それが地元の医師や企業などが、節税と名売りを兼ねて都道府県警に寄贈する、その名も「寄贈モノ」…
『安全ゴム』に見る日本警察のけん銃管理
世界的に見た場合、回転式けん銃(リボルバー)には元々、手動の安全装置(マニュアル・セイフティ)が備わっていないのが主流だ。 これは日本警察が配備している回転式けん銃のエアウェイトや現行のサクラ、旧配備のニューナンブM60…