パトカーの県費購入と国費購入の違いを知れば、ご当地パトカーが生まれる理由もわかる。 街を走る所轄署や本部執行隊の白黒パトカー。一見どれも同じ『税金で購入されたパトカー』に思いがちだが、実はパトカーには大まかに分けて、国(…
警察の装備品各種
都道府県警察では3種類の回転式および、2種類の自動式けん銃が主流
※バナー画像は国土交通省外局の警備救難機関が配備する『サクラ』画像の出典 海上保安庁第9管区海上保安本部公式サイト 複数の銃種を携帯性や操作性、それに安定供給と価格などから総合的に評価のうえで選定する警察庁の「けん銃選定…
警察官の制服、旧制服と現行制服は何が違う?
警察官の制服は国家公安委員会規則で細かく様式が定められており、鑑識活動服などの被服を除いて、現在は47都道府県すべてで、その規格が統一されている。ワッペンの都道府県名とシンボルマークや、胸の識別章の番号票を除けば、すべて…
スズキ・キザシが覆面パトカーに選ばれた理由と見分け方を解説
2013年に捜査用覆面パトカーとして全国の警察本部に約900台が配備されたスズキの『キザシ』が捜査現場のみならず、マニアや世間に大変な衝撃を与えた。覆面パトカーの長い歴史の中でも長く語り継がれるだろう。 一体『キザシ騒動…
交通取締用覆面パトカーの特徴と装備品
「交通取締用四輪車」とは、各都道府県警察本部交通部の執行隊である交通機動隊や高速道路交通警察隊、それに所轄署の交通課がもっぱら交通取締用に使用するパトカーの総称だ。 そして「交通取締用四輪車(反転警光灯)」が、警察庁が入…
戦後の日本警察で配備された旧型けん銃を徹底解説
戦前戦中、それまでの日本国内の警察官の恒常武装と言えば、警視庁の特別警備隊を除いて、その腰にはサーベルか短剣のみ。けん銃も配備はされていたが、通常は本署内に保管され、大多数の警ら警察官は普段からけん銃を携行しなかった。 …
警察が空港警備に活かすセグウェイの役割と利点とは?
2015年、警視庁が全国の警察本部に先駆けて一人乗りの電動車両”セグウェイ”を導入した。その目的は2016年度に開催される先進国首脳会議、いわゆるサミットや、2020年の東京五輪を控え、テロ防止と…
警察官が『威嚇射撃』をしなくなった本当の理由とは?
※バナー写真は日本の公的機関で広く配備され、全国の地域警察官に貸与されている回転式けん銃『SAKURA』。国土交通省公式サイトが国民に公表している広報資料から引用したもの。 警察官が法執行のためにけん銃を使用できる法的根…
警護車はSPがVIP警護のために使用する各種装備搭載の特殊な防弾車両
首都東京の都心を行く黒塗りの車列。車列のほぼ中央を走る内閣総理大臣専用車。その前後の護りを固めるべく随行する何台ものレクサスやセルシオは警視庁のエスコートカー(EC)、いわゆる警護車である。 警護車は赤色回転灯を起立させ…
捜査用覆面パトカーの役割と運用
覆面パトカーは大別すると、刑事部や生活安全部に所属している私服勤務者が乗る捜査用覆面パトカー、そして、もっぱら交通部の制服警察官が乗車して交通違反取締りに使用される交通取締り用覆面パトカーの2種がある。交通用覆面パトカー…