宮崎県警がマークII グランデiR-V交通覆面パトカーの引退を報告

バナー画像の引用元 宮崎県警交通部公式ツイッター

長らく宮崎県内の交通取締りの第一線で活躍してきた宮崎県警察本部交通部交通機動隊のトヨタ・マークII覆面が、このほど引退したことを同県警交通部が公式ツイッターで報告した。

https://twitter.com/mp_traffic/status/1451002290521796609?s=21

 

マークII グランデiR-V覆面パトカーは宮崎県警交通機動隊で20年にわたって配備されていた、いわゆる県費ものパトカー。

当サイトでお伝えしているとおり、パトカーや覆面パトカーには、国が一括で購入し、全国の警察本部へ配分する国費車両と、それぞれの都道府県警察が独自の予算で購入する、いわゆる県費車両がある。

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マークII覆面パトカーといえば、80年代にはすでに捜査用覆面パトカーとして広く配備された歴史があり、90年代に入っても、型式TA-GX110/GH-JZX110が90年から94年にかけ、国費導入捜査用覆面として毎年配備された。年代的にTLアンテナを搭載した捜査車両が多く、まさに一時代を築いた捜査車両のスタイルとなった。

出典元サイト様 http://policecar.nomaki.jp/mark2um.html

そのマークII覆面の中でも、GH-JZX110 グランデiR-Vを交通覆面で配備した実例は全国でも宮崎県警のみと見られ、非常に稀有な”ご当地覆面”と言えるだろう。

同車のグレードはグランデiR-V。ホワイトのボディーカラーとリアスポイラーがスポーティな印象を与える。またルーフには警察無線の通信用に、いわゆるユーロアンテナが装着されており、マークIIにユーロアンテナという衝撃的な姿もこれで見納めかと思うと感慨深い。画像は宮崎県警交通部公式Twitterから引用

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交通用覆面パトカーであることからルーフに反転式警光灯、さらに追尾式取り締まり時に有効となる前面赤色警光灯が搭載されている点にも注目だ。画像は宮崎県警交通部公式Twitterから引用

このような県費モノパトカーはマニアから人気が高く、惜しまれつつの引退となったようだが、全国にはまだまだご当地パトカーが存在しており、今後も希少な県費警察車両の動向が注目される。

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