なんともやり切れない画像である。
Google マップで表示されるGoogleストリートビューの写真撮影を行う車両が、その撮影中に覆面パトカーに捕まってしまったのだ。
この車両が何の違反をして停車を命じられたのかは不明だが、もちろん違反は犯していない可能性もある。
覆面パトカーは200系クラウン。ルーフからはニョキッと反転式赤色灯が出現し、自らの正体を明かしている。
別の画像ではさらにリアトレイ上に設置されたパトサインが起動し『(パトカーに)続け』の電光表示、乗員の隊員がGoogleストリートビュー撮影車に対して、停車を命じていることがわかる。
現場は群馬県高崎市の高崎玉村スマートIC付近。撮影された覆面パトカーは群馬県警察本部執行隊の覆面パトカーだろうか。
この撮影車両特有の装備としてルーフの上に搭載された大型の撮影機材がある。また車両全体にGoogleのラッピングが施されていることも有名だ。
なお、Googleストリートビューにて撮影された一般車両のナンバーや搭乗者の顔などセンシティブな情報には基本的にAIを使って自動でぼかしがかけれて掲載される方針だ。
当然、この覆面パトカーのナンバーおよび乗員の警察官の顔にも修正が施されている。
Googleストリートビュー撮影車が違反を犯したかは不明だが『ルーフの撮影機材が目立っていたために停められたのでは?』という指摘もある。
この画像が撮影されたのは2018年の7月とのことだからもう4年前だ。
世界のGoogleストリートビューにはまれに奇妙なものが映り込むことがあるが、その撮影車両が警察に停車を命じられているというイレギュラーで非常に奇妙なストリートビューであったことは間違いない。
バナー画像の出典 Googleストリートビューよりhttps://www.google.com/maps/@36.3094819,139.089598,3a,90y,3.84h,88.33t/data=!3m6!1e1!3m4!1sKlJOrw990J5TumTiwJgs5Q!2e0!7i13312!8i6656