毎年恒例となっている東京渋谷のハロウィン騒乱だが、今年は新型コロナウイルスによる自粛が渋谷区長より要請され、いつもより人手が減るかと予想された。
しかし、今年もハロウィン前後の渋谷駅周辺では仮装をはじめ、酒を飲んで騒いだり、大音量で音楽を流して暴れたりする若者が続出した模様だ。
そんな渋谷ハロウィン騒乱のさなか、警視庁が配備しているプリウス覆面パトカーが井の頭通りで若者らに一時取り囲まれて挑発される事態が起きていたことがわかった。当時このプリウス覆面は現場周辺の騒乱に対する警戒で出動していたと見られているが、数人の若い男性らがプリウス覆面の運転席横に近づき、なにやら判然としないものを手に持って『早く帰れ』などの声を上げながら警察官を挑発している様子が伺える。
さらに男性らがプリウス覆面の車内をスマホで撮影している様子もわかる。
プリウス覆面に乗車している警察官は車載拡声器で公道上の群集に歩道へ上がるよう促しているが、祭りのノリに水を差されて苛立っているのか、人々は反発し、従い難いといった様子だ。画面奥では制服警察官と歩行者が揉めている。この制服の警察官はプリウス覆面に乗ると、現場から引き上げていったが、最後まで一部の若者は挑発を繰り返していた様子だ。
動画のコメント欄には渋谷を守る警察官に対して敬意がない若者たちの言動を嘆く声のほか『渋谷で騒ぐやつは大体が地方民』という根拠の不明なコメントも見受けられた。