前回、パトカーには大きく分けて国費と県費による配備の二つがあると解説したが、実はそれ以外の方法で配備される警察車両も存在する。 それが地元の医師や企業などが、節税と名売りを兼ねて都道府県警に寄贈する、その名も「寄贈モノ」…
交通警察
警察による煽り運転取締りの手法解説
2017年、東名高速で家族の乗った車が高速上で煽られたうえ、前方に割り込まれて強制停車させられ、降りてきた男に因縁を付けられ、夫が引きずり出されたところに後続車が突っ込み、被害者夫婦が命を落とした『東名高速事件』が発生し…
交通覆面で最も重要な装備『前面赤色警光灯』に見る追尾式速度違反取り締まり
前回は交通覆面パトカーに搭載されている各種装備品を総合的にご紹介したが、未読であれば一読を。 交通取締用覆面パトカーの特徴と装備品 ざっと挙げれば、交通覆面には上記のような装備品が搭載されているが、今回はその中でも、とく…
パトカーはリミッターを解除されている?いない?
日本で製造される車両は国内メーカーの自主規制により、時速180kmで作動するリミッター装置が搭載されているのはご承知のとおり。すなわち多くの国産車では時速180km以上は出せない仕組みだ。 ただし、日本へ外国車が輸入され…
暴走族対策車のサンルーフ仕様は何のため?
暴走族に対して、各都道府県警察では複合的な対策を行ってるが、特に車両による機動的な取り締まりとして警視庁には暴走族対策車なる交通用覆面パトカーが配備されている。 見た目は無線用アンテナとピーポ君ステッカーくらいしか特徴の…
白バイ隊員に課せられている交通違反取締り以外の『秘密の任務』とは?
警視庁など一部のみ、ショカツも白バイを運用する。 全国的にみると、白バイは各警察本部交通部の交通機動隊や高速道路交通警察隊に配備されているが、警視庁では各所轄署交通課においても白バイが配備され、交通取り締まりに従事してお…