現行の日本警察の縦開き方警察手帳とアメリカの警官や各種法執行機関職員の持つ『ポリスバッジ』を比べると、さほど変わらないが、実はアメリカの警察機関のポリスバッジではバッジ自体にそれぞれのオフィサーに割り振られた番号(バッジナンバー)が刻印されている。
また、階級が幹部(Lieutenant/警部補)以上になると、一般的な米国警察では各階級によってバッジの細部が違なる。NYPDではLieutenant以上は全員が管理職になり、個人番号を表示する義務が免除される。
以下は映画撮影用のリアル警察バッジ、連邦法執行機関、消防関係や州の防犯官バッジ、私立探偵、 銃の秘匿所持用バッジのレプリカだが、 トイザラスでは手に入らないものばかりだ。 これら公的機関名が入ったバッジは米国内への持ち込みは禁止されているし、ドラマのプロップ用でも正規の名称を入れることは許されていない。
さらに、日本の警察官の持つ警察手帳の記章は一律同一仕様で、幹部だから飾りが多くなることはないが、アメリカの警察では幹部や役付き警官にはハクトウワシや樫の葉、星といった小物がデザインされ、見栄えが良くなる。