「交通取締用四輪車」とは、各都道府県警察本部交通部の執行隊である交通機動隊や高速道路交通警察隊、それに所轄署の交通課がもっぱら交通取締用に使用するパトカーの総称だ。 そして「交通取締用四輪車(反転警光灯)」が、警察庁が入…
2017年2月
国会衛視と議院警察権とは?ついにけん銃による武装議論も始まる!
国会における衆参両院内の警備や治安維持などは、やはり警視庁警察官が責任を持って遂行しているのだろうか。 三権分立の原則に則り警察官を拒否する国会は独自の警察を有している 日本の国会は三権分立の原則に則っているため、議長の…
戦後の日本警察で配備された旧型けん銃を徹底解説
戦前戦中、それまでの日本国内の警察官の恒常武装と言えば、警視庁の特別警備隊を除いて、その腰にはサーベルか短剣のみ。けん銃も配備はされていたが、通常は本署内に保管され、大多数の警ら警察官は普段からけん銃を携行しなかった。 …
警察が空港警備に活かすセグウェイの役割と利点とは?
2015年、警視庁が全国の警察本部に先駆けて一人乗りの電動車両”セグウェイ”を導入した。その目的は2016年度に開催される先進国首脳会議、いわゆるサミットや、2020年の東京五輪を控え、テロ防止と…
『賞じゅつ金』は殉職警察官の勇敢な行為に対する評価の一環
警察官が公務中に『殉職』すると二階級特進し、遺族へは殉職者賞じゅつ金又は殉職者特別賞じゅつ金が支給される。 殉職と賞じゅつ金の概要 殉職とは一般に、公安職公務員が職務中に、その公務の扱いに起因する理由で命を落とすことをい…
警察官が『威嚇射撃』をしなくなった本当の理由とは?
※バナー写真は日本の公的機関で広く配備され、全国の地域警察官に貸与されている回転式けん銃『SAKURA』。国土交通省公式サイトが国民に公表している広報資料から引用したもの。 警察官が法執行のためにけん銃を使用できる法的根…
警護車はSPがVIP警護のために使用する各種装備搭載の特殊な防弾車両
首都東京の都心を行く黒塗りの車列。車列のほぼ中央を走る内閣総理大臣専用車。その前後の護りを固めるべく随行する何台ものレクサスやセルシオは警視庁のエスコートカー(EC)、いわゆる警護車である。 警護車は赤色回転灯を起立させ…