海上保安官に貸与される個人携行火器……警棒からけん銃、サブマシンガン、散弾銃まで
海上保安官は銃を持つ?
法執行のためには武器が必要です。法律で海上保安官の司法警察権が認められており、海上保安庁では保安官にさまざまな武器を配備しています。
警察に多く配備されているアメリカ製『スミス&ウェッソン サクラ』という短銃を海保でも配備している。出典 海上保安庁公式サイト
海上保安官の個人携行武器には特殊警棒から散弾銃まで多彩ですが、一般隊員が使うポピュラーなけん銃として、警察同様のニューナンブM60のほか、日本では海保のみが配備している「スミスアンドウェッソンM5906」があります。
出典 海上保安庁公式サイト
さらに機関けん銃として、警察や海上自衛隊特殊部隊も使用するMP5。
そして、小銃は自衛隊と同じく89式小銃や64式小銃などが配備されています。ノンリーサルの弾丸を発射する、レミントン社のマリンマグナムというショットガンも配備されています。
海保の配備するけん銃
海上保安官に貸与されているのは、警察庁が警察官用としてかつて配備していた『ニューナンブM60』という国産の回転式けん銃のほか、最新のサクラけん銃まで配備しています。
出典 海上保安庁公式サイト
そのほか特別警備隊員用にはスミス&ウェッソンの自動式けん銃『M5906』、また特殊警備隊員用にはシグザウエルP228が配備されています。