勤務中の制服警察官や私服の機動捜査隊員などは受令機に繋いだ片耳イヤホンを耳にして、警察本部からの主に110番通報内容の指令を聴取している。 実はこの片耳イヤホン、マニアの間では通称『Pチャンイヤホン』と呼ばれる、とても高…
30年以上に渡って警察官に支給される『Pチャンイヤホン』は放送業界でも大絶賛だった!

勤務中の制服警察官や私服の機動捜査隊員などは受令機に繋いだ片耳イヤホンを耳にして、警察本部からの主に110番通報内容の指令を聴取している。 実はこの片耳イヤホン、マニアの間では通称『Pチャンイヤホン』と呼ばれる、とても高…
かつて配備されたアナログ警察無線に音声反転式秘話機能『10番A』がはじめて実装されたとき、当時傍受をしていたマニアたちはどう思っただろうか。今となっては知る由もないが『ついに終わりが来たか』または『こんな単純な傍受対策に…
署外活動中の地域警察官や機動捜査隊員は片耳イヤホンをしている場合が多い。 とくに制服警察官は腰の帯革にトランシーバー型の署活系無線機を着装する一方で、耳のイヤホンを右胸ポケットに入ったタバコサイズの機器に繋げている。 実…
前回のアナログ警察無線の記事で解説した『MPR-10』および『MPR-10A(音声反転秘話機能10番A搭載機)』。 続発する交信妨害事件によって直接的な危機にさらされた、これらアナログFM変調の警察無線機はグリコ森永事件…
日本警察の無線通信は独立した複数の系統による情報統制が行われている。 このうち、本項で解説する車載通信系(基幹系)は警察無線の系統のうち、都道府県警察本部ごとの通信指令室を中心に、110番入電による臨場指令を警ら用無線自…
これまでの説明の通り、日本の警察では主にパトカー向けの車載通信系(基幹系)と、外勤警察官が個別に使う携帯式無線はそれぞれ別系統にされ、通信統制が図られている。 所轄警察署の通信室(リモコン指揮者)と署外活動中の地域警察外…
刑事ドラマや映画などには古くから警察無線のシーンが幾度となく登場し、ときにはリアルな通話コードなども使用されるが、警察密着番組で目と耳の肥えちゃった視聴者の前で、いかに本物風にソレッポク交信を演じ切れるかが役者の見せ所?…
2003年、デジタル警察無線『APR』の配備が全国で開始され、警察無線のセキュリティ技術の壁が高くなった。 さらに翌年には『暗号化された通信の解読を禁止するため』として、電波法の改正を行い、新たに『法の壁』をも建てられた…